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幼少ルルスザナナとゲンスザ/年越し話/近親相姦/R指定
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「…ぐッ、ぅ、ぁ…あぁあぁっ!」
中から引き裂かれる衝撃に声を出さずにいようと思った最後の矜持も砕かれた。
こんな時に、ルルーシュに聞いた話が思い浮かぶ。
吸血鬼の原型になった串刺し公の話。
今、自分は正に、串刺しにされているのではないかという錯覚。
痛みより熱。自我より恐怖が凌駕する。
「く…きついな。もう少し力を抜け。」
耳元で囁かれるいつもなら畏敬の対象の声は、今はただの見知らぬ人間の声に聞こえてスザクは背を振るわせた。
「…ふ、ぁっ!…あっ」
強制的に、前の筋を強く刺激され、割れ目に指腹を入れられて快楽を植え付けられる。
そのまま、まだ後に捻じ込まれて息も整わないのに、動かされ始めた。
脳が赤くそまり、スザクは息をつめる。
「ああ、そう。その調子だ。」
苦しむスザクに男は声に愉悦を含ませて腰の動きを徐々に早くして、胸の突起を摘んだ。
「んッ、ふ…っぁう、ん…やぁ」
後も前も胸も痛みしか感じない。抵抗する事はもとより許されていない。その気力さえもはやない。
それに、これを選んだのは自分だ。
何も感じず、何も考えず、自分は今ここにはいない。
そうとだけ思い込んだ。
「あぁ…!あ…んッ…ン、ぁ…あ…」
容赦なく、より深く深くへと、腰を抱え込まれて固く熱い物が奥を擦り誇りもプライドも削ぎ取っていく。
ぼろぼろと止まらない涙に世界が歪む。
ゴーンゴーンと鳴るのは鐘なのか、頭痛からくるものなのかも判断できなかった。
「年越し蕎麦、ですか?」
「そ!年を越える時に蕎麦食べんの。」
スザクはナナリーの傍で胡座をかき、にっと笑ってデコポンの皮をむきながら話しかけた。
「年を越えるって真夜中だぞ、その時間は既にナナリーは寝てる。それにそんな時間に何か食べるなんて体に良くない。」
「煩いなぁ…お前は誘ってないんだけど馬鹿兄貴」
「ばッ!?」
隣で同じくデコポンの皮むきに四苦八苦しているルルーシュが、顔を顰めて反対すればスザクはむき終わったデコポンをナナリーの手の平に渡して煩わしそうに言い返す。
「年越しくらい夜更かしするもんなんだよ」
馬鹿と言えずに口をパクパクしているルルーシュを少し冷ややかに見た後、優しくナナリーに向き直り。
「ナナリー、どうかな?日本だと紅白歌合戦っていう歌の番組見て、行く年来る年見て除夜の鐘聞いて、本当は初詣に行きたいところだけどさ」
「スザクさん、初詣ってなんですか?」
ちょこんと首を傾げて、デコポンの実を食べるのが困難そうにしているナナリーに、スザクは質問に答えながらデコポンの実を小さく割って口元に運んでやる。
「年が明けて初めて神社やお寺にお参りにいくんだ。人が沢山くるからお祭りみたいになってて、美味しいものも楽しいものも沢山ある。」
美味しいと感動しているナナリーの口から零れた果汁を拭き取ると、ナナリーは聞いた情報に興奮したのか頬を赤くした。
「それ、とても面白そうです!」
「でも、馬鹿兄貴は嫌がるだろうし、さすがに夜に子供だけじゃ危険だしな」
ちらりと未だ皮むきに苦戦しているルルーシュを見れば「当然だ!」と言い放ち睨んできた。
「そんな危険な所にナナリーを連れていけるわけがないだろう!どんな奴がいるとも知れない所に!」
そんなルルーシュににやにや笑ってスザクは自慢気に胸を逸らした。
「だから言ってんだろ?年越し蕎麦食べて一緒に年越ししようって。」
言い放った後に、スザクはナナリーの方をくるりと向いて、手を包み込んだ。
「ナナリー、確かにかなり夜更かしになるけど…ナナリーはどう思う?」
それに気遣わしげにルルーシュを向いた後にナナリーは満面の笑みで答えた。
「私、私もスザクさんとお兄様と三人で年越しをしたいです!」
「ナナリーと、ルルーシュが…何で?」
父親玄武の言葉にスザクは凍りついた。大晦日の夜も間近な頃合の事だ。
頑固な手伝い達を説得して、年越しを三人で過ごすべく準備で浮き立ちながら玄関を通った時だった。父親が家に帰っていると玄関に靴があった事で知る。
だからいつもの様に、和風建築の中で洋風の父の書斎に挨拶に行った。
久しぶりに会った玄武はそんなスザクを見定めるようにじっと見つめていた。
そして、急に、厳めしい顔付きで言い放ったのだ。
久しぶりに会った玄武はそんなスザクを見定めるようにじっと見つめていた。
そして、急に、厳めしい顔付きで言い放ったのだ。
―――二人を処分する―――と。
「二人は人質なんでしょう?戦争がはじまります」
楽しかったお祭り気分も一気に冷めて、約束も頭から弾けとんだ。
ただ、現実の事ではないんじゃないかという浮遊感にだけ包まれる。
何で急に?それを何で自分に…それよりも、人質なのに処分する理由って?処分ってナニ?
楽しかったお祭り気分も一気に冷めて、約束も頭から弾けとんだ。
ただ、現実の事ではないんじゃないかという浮遊感にだけ包まれる。
何で急に?それを何で自分に…それよりも、人質なのに処分する理由って?処分ってナニ?
「それは大人が決める事だ。子供のお前が口を出す事ではない。」
「…ッ!ですが、…それに…」
頭に浮かぶのは、温かく楽しく穏やかに心に灯を燈す二人の笑み。
頭に浮かぶのは、温かく楽しく穏やかに心に灯を燈す二人の笑み。
「まさかブリタニア人とお前が仲良くなったわけでもあるまい?」
全てを解っていて言っている。父親の目がそれを告げている。
スザクは二の句を告げずに唇を噛み締めた。
スザクは二の句を告げずに唇を噛み締めた。
「まぁ、二人というが一人でも構わん。こちらの本気が伝わればいい。」
「本気…一人?」
「残り一人は…まだ解らんが、散々こちらを梃子摺らせる憎いブリタニアの皇子か皇女か、どちらにしても憂さを晴らす方法はある。」
「憂さを…晴らす。」
玄武の言葉にだんだんとスザクの顔が青ざめる。
そのスザクの変化に玄武は秘めやかに心の中で笑った。
この子供は本当に騙しやすい。馬鹿なわけではないが素直に過ぎる。
疑う心など持たせるものではない。特に、あのブリタニアの皇子のように。
この子供は本当に騙しやすい。馬鹿なわけではないが素直に過ぎる。
疑う心など持たせるものではない。特に、あのブリタニアの皇子のように。
「なんだ、浮かない顔だな。お前はブリタニアを嫌っていただろう。」
それにビクンとスザクは背を振るわせて顔を俯かせた。
「情でも移ったか?初めて、同世代の子供に自ら会いに行っているらしいな」
ゆっくりと俯いた頭が左右にふれ、ふわふわとした茶色い髪が誘う様にゆれる。
「………す。」
小さすぎて聞こえない呟かれた言葉に玄武はより一層笑みを深くした。
「聞こえないな。」
ゆっくりとスザクへと玄武は歩み寄る。
「初めての……友達なんです。」
聞こえた声は酷く震えていた。それにあやす様な優しい手つきで玄武はスザクの頭をなでる。なれない接触で硬直する腕の中の小さく未発達の体が面白くてたまらなかった。
「まだ、考えている途中ではある。二人の処分の事だ。戦争はやはり避けたい。」
その言葉に凄い勢いでスザクは頭をあげて玄武の顔をじっと見つめる。
「だがな、苦しめられているブリタニアの子供が邸内にいると思うと気が立ってしまってな。お前がそれを沈めてくれるというのであれば、止めても構わん。」
言えばスザクの顔は一気に綻ぶ。本当に考えがわかりやすい子供だと玄武は内心ほくそえみ、鷹揚に頷いた。
「お前の初めての友達に無碍な扱いは出来ないしな。」
「何でも…!僕に出来るなら何でもさせて下さい。」
そうして、僅かな望みにでも縋るように、直ぐに考える間も無くスザクは玄武に頼み込んだのだ。
2へ
―――――――
ロリがありならショタもいけるお人だといいなぁ…と。
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